日本UPL
製品情報に戻る

殺虫剤

リン化アルミニウムくん蒸剤(ユーピーエルエピヒューム)

ALP.jpg
【成分・性状・安全性】
一般名 リン化アルミニウム
化学名 リン化アルミニウム
組成 リン化アルミニウム・・・55.0%

カルバミン酸アンモニウム・・・27.0%

その他・・・23.0%

【特徴】

  • 貯殻害虫の殺虫剤として、日本はもちろん、世界各国において広く使用されている。
  • 通常のくん蒸剤が液体や気体であるのに対し、錠剤及び小球に製剤されているため容易に
    取り扱い可能。
  • 一部の害虫を除く貯穀害虫に対し、非常に強い殺虫力(特定毒物)。

【物理的および科学的性質】

外観等 淡黄黒灰色の錠剤。カーバイド様の強臭
PH 該当しない
物理的状態が変化する
特定の温度/温度範囲
沸点:PH3=−87.4~−87.8℃
融点:ALP=1000℃以上 PH3=−133.8℃
引火点 PH3=約100℃
発火点 PH3=28~149℃
爆発特製 爆発範囲 PH3=0.2~98.0℃
蒸気圧 PH3=21.6atm(0℃)   34.2atm(20℃)   51.9atm(40℃)
蒸気密度 PH3=1.15~1.43/air=1
密度 ALP 2.85g/ cm3(15℃)、PH3 0.746g/ cm3(−90℃)
溶媒に対する溶解度 水:水に僅かに溶解 26~27ml・PH3/100ml・H20(17℃)、ALPは不溶
その他:ALPは、CS2 に易溶。水または酸と反応して、PH3を発生する。
その他:PH3はエタノール、エーテルに可溶。

【安定性及び反応性】

可燃性 PH3はジホスフィンが存在すると自然発火性となり危険である。
発火性 ALPは水又は酸と反応して発熱分解し、PH3を発生する。
PH3の純粋なものは室温付近の空気中では発火しないが、
不純物を含むと室温以下での発火もありえる
酸化性 知見無し
自己反応性 PH3は55℃までは安定であるが、300℃以上で分解
(4PH3→P4+ 6H2)する。
粉じん爆発性 自己反応性参照
安定性・危険な反応性 ホスフィン(PH3)との接触・混合で危険な反応(発火・爆発)を起こす
可能性のある物質。
空気、酸素(O2)、塩素(Cl2)、臭素(Br2)、三塩化ホウ素(BCl3)、
一酸化二塩素(Cl2O)、三塩化窒素(NCl2は)、硝酸(HNO3)、
一酸化窒素(NO)、三酸化窒素(NO3)、亜酸化窒素(N2O)、
亜硝酸(HNO2)、硝酸水銀(Hg(NO3)2)、硝酸銀(AgNO3)、(K+NH3)
その他注意:PH3ガスは、銅製品及び銀製品を腐食する。
電灯や電気・電子部品等に多く使用されている銅、真ちゅうなどの銅製品及び
銀とその製品を腐食するので注意を要する。
危険有害な
分解生成物
ALPは水又は酸と反応して発熱分解し、毒性の強いリン化水素(PH3)ガスを
発生する。

【環境影響情報】

環境中での製品の予測される挙動/
起こり得る環境影響/生態毒性
魚毒性:通常の使用方法ではその機会が無い。

【有害性情報】

局所効果 刺激性(皮膚、眼); PH3=ウサギ無刺激
急性毒性 (50%致死量等を含む)
ALP=経口LD50マウス6.8mg/kg
PH3=吸入LC50ラット11ppm(4Hr)
亜急性毒性 PH3=ラットNOEL(34日)2.5ppm
PH3=モルモットNOEL(34日)2.5ppm
慢性毒性・長期毒性 PH3=ラット経口7.5mg/kg→無影響
発がん性 PH3=ラット経口5ppb→ガン原性無し
変異原性 (微生物):PH3=サルモネラ菌、大腸菌→陰性
(染色体異常):PH3=ショウジョウバエ→陽性
(小核試験):PH3=マウス脾臓→陰性
催奇形性 PH3=ラット経口→陰性
生殖毒性 PH3=ラット経口→陰性

【使用方法】

ユーピーエルエピヒューム錠剤
 
適用場所適用
作物名
適用害虫名使用量くん蒸
時間
くん蒸
温度
本剤及びリン化アルミニウムを含む農薬の
総使用回数
使用
方法
倉庫
サイロ
船舶
穀物類
豆類
飼料
コクゾウムシ
ヒラタコクヌストモドキ
マメゾウムシ類等
容積
1m3当り

0.5~1錠
3日間 20℃以上 くん
蒸発
4日間 15~20℃
5日間以上 15℃以下
 

 

ユーピーエルエピヒューム小球
適用場所適用
作物名
適用害虫名使用量くん蒸
時間
くん蒸
温度
本剤及びリン化アルミニウムを含む農薬の
総使用回数
使用
方法
倉庫
サイロ
船舶
穀物類
豆類
飼料
コクゾウムシ
ヒラタコクヌストモドキ
マメゾウムシ類等
容積
1m3当り

2~4錠
2日間 20℃以上 くん
蒸発
3日間 15~20℃
4日間以上 15℃以下